stage 5

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「中学ってことは拓哉も行くの?」 「まーね、」 「へー、いーなぁ。ウチの中学の連中はそんなこと一切しないし…」 パンをかじりながら、彩愛がぼやく。 「あ、私も参加していいっ?」 「だーめ。」 彩愛の提案を速攻で拒否する拓哉。 「お前らがきて、俺の中学ン時の話なんかされたら、たまんねーもん。」 「何それ、どんだけヤバいことしたわけ?」 「彩愛、拓哉の場合はヤバいことじゃなくて馬鹿なことだよ。」 「あ、そっか、」 「おいこら、颯汰。お前何さらっと、諭してんだよ。つか、彩愛も納得すんな。」 「はいはい、馬鹿は大人しく座る。飲み物こぼすよ?」 仲裁に優華がはいる。 「優華まで馬鹿馬鹿って…」 拓哉は落ち込みながら席に座り直す。 天野はクスリと笑い、笑みを浮かべながらおかずを口に運ぶ。 透真は落ち込む拓哉を慰めながら、弁当のおかずに箸を伸ばす。 これでいい―――
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