stage 5

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むしろ、こうあるべきなのだ。 ここの連中は、 ましてや彩愛なんかは あんな集まりに参加すべきじゃない。 拓哉もきっとそれを分かっていて、誤魔化すようにそう言ったのだと思う。 このメンツは なんの陰りもなく、ただ漠然と夢や目標を抱きながらも 面白おかしく、時を過ごせばいい。 変に道を踏み違えることなく。 ただ、踏み違えたとしても 俺がその足枷になることだけは嫌だ。 それに、 俺自身が、 この場所はこうであってほしいとただ願う。 そうでなければ、俺はただ堕ちていくばかりだろう――― そうならない為に、 俺は 本当の俺をひた隠して 常に生きていく。
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