stage 6

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結局、嘘だろうが本当だろうが 俺には関係ないと言えば、関係ない。 優華には優華なりの世界があって 俺には俺の世界がある。 その世界がたまたまかすれただけで なんら変わりはない。 これから先、またどこかで重なったとしても 学校以外での優華との関係は他人同然なのだから 無理に足を踏み入れようとすれば 変に世界が歪む。 ならば、今のままを保つべきだ。 それが一番なはずなのに 何かが気にかかる。 今まで、面倒事は避けてきた。 それが一番だし、 当たり障り無く。 平凡に勝ち組となる。 非凡は俺には必要ない。 ――――透真らしくないよね、 「なん…で、」 なぜ、その言葉が頭を過ぎるのだろう。 今の俺の思考は 俺らしくないのだろうか――――
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