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「これは？」
「せめてものお詫びです」
「じゃあ、ありがたくもらっておきます」
袋をポケットにいれる。
「あとこれも」
そう言って渡してきたのは封筒だった。手紙かな？
「"星の導き"というギルドに行って、その封筒を、受付の人に渡してください。きっと、助けになると思いますので」
本当にいい人に会えたなぁ。
「…お兄ちゃん」
少し呆けていると楓が服を引っ張ってきた。
「そうだな。じゃそろそろいきますんで機会があったらまた」
そう言って俺達は歩き出した。
「ところでギルドってどこ？」
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