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霜雅「皆、奴を潰すのは俺一人で殺る。いや、一人で殺らせてくれ。」
理由は言わずもがな。
だが、声音だけで理解したのだろう。
皆静かに頷いた。
そして―
陽斗「あ!霜雅!無事だったんだね!心配したんだよ!!」
遭遇した屑は『如何にも勇者』みたいな格好して、訳の分からない事を言ってきた。
ふん。御夜を襲った件を俺が知らないとでも思ってんのか。
残念だ。
霜雅「あぁ。久しぶり。大変だな。」
労うように声を掛け、
霜雅「鈍感主人公のフリすんのはさ。」
言いつつ、宝具『倶利伽羅剣』を召還。
瞬時に距離を詰めて斬りつける。
しかし
霜雅「当たり前か。」
抜かれた剣、恐らく聖剣の類いだろうモノに防がれた。
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