6067人が本棚に入れています
本棚に追加
・・・ギルド加入から四日目の今日。
俺とリリィは王立魔導学院に編入する。
「という事で学園長室前!!」
「もうお兄ちゃんには突っ込まないよ…」
リリィと馬鹿話しながら、ドアをノック!
バキィッ!
「…」
「…」
「おー。よく来たのう。」
えー!ノックしただけでドアが粉砕されたけど!?ていうか、いかにも学園長!って感じの爺さんが全く動じてないよ!?
どゆ事!?
「君らが編入生のアマカセ兄妹じゃな。話は炎帝から聞いておるぞ。」
いやいや、悠長に話してないでくださいよ!!
その炎帝さん(多分、ギルマス)が言ってる編入生兄妹の兄が扉ぶち抜いたんですが!?
「おや。扉が壊れておる。」
「爺さん手前耄碌しとんのか!?」
あ。ヤベ。思わず暴言吐いちまった!!
「かっかっか。別に耄碌はしとらんぞ?ここでは教室の壁がごっそり消えたり、教師の実験で生徒が喰われかけたりなぞ日常茶飯事じゃからのう…」
後半学園長の目から段々生気が抜けたのが不憫だ。
そんな感じで学園長とコントしてたら。
「あの、お兄ちゃん、学園長先生。話を進めてもらってもよろしいですか?」
げ!?
リリィさんが微妙に怒ってらっしゃる!?
学園長も気付いたんだろう。
「む。すまんかったの。君達のクラスはSクラスじゃ。」
慌てて俺らのクラスを言ってきた。
で、
「彼女が君達の担任じゃよ。」
言って示したのは…
「「マスター?」」
何故か、我等がギルドのマスター、アルファス・コンクルアが立っていた。
最初のコメントを投稿しよう!