第五章『ギルド所属だったり学園編入だったり。』

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「はぁ…。ソウガ君、リリィさん、自己紹介よろしく。」 苦労してんですね… じゃあ、先生の心労を増やさんようにさっさと自己紹介終わらすか。 「天枷 霜雅。多分人間。規格外の化け物。元・脇役。現・主人公。質問は随時受け付け中。彼女は募集していない。」 「なら、俺とや ら な い か?」 「黙れ青ツナギ。彼氏は論外。募集しない。つーかホモは死ね。」 うん。我ながら何言ってんのか解らん。 別に良いけど。 さて、リリィの番だが… (リリィ、出来るか?) (うん…頑張る) 念話に返事ができるならまだ平気か。 「天枷 リリィです。吸血鬼の混血種。多分ギリギリ規格外。元・捨て子。現・ヒロイン。質問はお兄ちゃんを通してください。彼氏はいりません。お兄ちゃんがいれば問題ないです。」 おい。俺の自己紹介を真似たな。 ていうか、ヒロインと云う単語を何故リリィが知ってる!? うーむ。我が妹ながらよく解らん娘だな。 って、おぉ!? ミリキャス先生が端っこで頭抱えてる!? 何故だ? 「(あぁ。問題児が増えた…) アマカセ兄妹はあそこの席について…」 今、俺らも問題児認定された気がする。 仕方ねぇわな。はっはー
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