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「はぁ…。ソウガ君、リリィさん、自己紹介よろしく。」
苦労してんですね…
じゃあ、先生の心労を増やさんようにさっさと自己紹介終わらすか。
「天枷 霜雅。多分人間。規格外の化け物。元・脇役。現・主人公。質問は随時受け付け中。彼女は募集していない。」
「なら、俺とや ら な い か?」
「黙れ青ツナギ。彼氏は論外。募集しない。つーかホモは死ね。」
うん。我ながら何言ってんのか解らん。
別に良いけど。
さて、リリィの番だが…
(リリィ、出来るか?)
(うん…頑張る)
念話に返事ができるならまだ平気か。
「天枷 リリィです。吸血鬼の混血種。多分ギリギリ規格外。元・捨て子。現・ヒロイン。質問はお兄ちゃんを通してください。彼氏はいりません。お兄ちゃんがいれば問題ないです。」
おい。俺の自己紹介を真似たな。
ていうか、ヒロインと云う単語を何故リリィが知ってる!?
うーむ。我が妹ながらよく解らん娘だな。
って、おぉ!?
ミリキャス先生が端っこで頭抱えてる!?
何故だ?
「(あぁ。問題児が増えた…)
アマカセ兄妹はあそこの席について…」
今、俺らも問題児認定された気がする。
仕方ねぇわな。はっはー
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