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よく考えたら、俺は何であんなに死亡ﾌﾗｸﾞ擬きを建てまくったんだ…
「ぐぁ…ぐぅ。」
ﾌﾙﾎﾞｯｺにされたのは俺の方でした。
あっちは無傷で高笑いなんぞしとります。
あぁ。俺は昔からカッとなると死亡ﾌﾗｸﾞ擬きを建てまくる癖があったんだわ。
あらら、忘れてた。
「げはは。俺には武器は通じねぇんだわ!!残念でした～」
くっそ、ムカつく。
でももう力が残ってない…
あぁ、俺もう駄目かも知れん。
「くたばりな！英雄気取りの学生さんよォ!!」
俺に向かい鋭い爪を降り下ろしてくるｸﾞﾗｷﾞﾙ。
ち、俺の異世界人生もここまでか…
あーあ。最後に＊＊に会いたかったな…
あいつ、俺が死んだら泣くよなぁ…
そして、ｸﾞﾗｷﾞﾙの爪が俺に迫り―
「ラン☆ラン☆ルー☆」
ビチャッ！
「ぐばっ!!」
…は？
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