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それは、ある晴れた日の事だった。
俺、リリィ、御夜の三人は久しぶりに(御夜はほぼ初めて)ギルド『焔狼夜会』に帰り、義母さんと共に寛いでいた。
と、突然御夜が
御夜「あ、兄さん。陽斗って覚えてる?」
と聞いてきた。
霜雅「んー?覚えてるも何も高校一緒だったし、ヤツのせいで俺は此方に来たんだぜ?」
俺がそう切り返すと、
御夜「ふ~ん。私さぁ、中1の夏に、陽斗にレ○プされかけたんだよね。」
へぇー。そりゃ大変だっt
ゥオィ!!
サラッと云うな!!
霜雅「御夜、それ本当か!?」
御夜「嘘吐く必要は?」
霜雅「無ぇな。」
リリィ「お姉ちゃん、大丈夫だったの!?」
うぉ!!
リリィの大声久しぶり!!
じゃなくて…
霜雅「義母さん。今から、陽斗を㌔2円で捌いてくる。」
アルファス「うん。分かった、行ってらっしゃい。頑張って。…じゃなくて、ちょっと待って!!」
止めんなや!
霜雅「何でさ。」
アルファス「今は止めて。国の威信に関わる。」
あぁ、義母さんは、この国の次期女王だっけ?
なら、仕方無ぇ。
霜雅「訳あるかァァァァァ!!」
リリィ「お義母さん!!行かせて!!」
リリィよ、お前もか!
アルファス「待て待て待て!気持ちも分かるし止める気もない!でも、落ち着け。あと二週間で『四大国合同模擬戦』がある。」
そこで義母さんは言葉を切り…
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