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次の日。
霜雅「皆。少し静かにして聞いてくれ。」
俺が言うと、クラスメート全員が口を閉じ俺を見た。
フォルマ「どうしたんだ?改まって。」
フォルマの疑問は尤もだ。
だから
霜雅「御夜、話して良いな?」
御夜に確認し
御夜「構わないよ。」
なら…
霜雅「天枷 御夜。こいつが俺の妹であるのは知ってるな?」
皆に聞き頷いた処で、
霜雅「俺と御夜は、異世界―ヒブロスに召還された勇者(屑)と同じ世界出身だ。」
言う。
…おや?誰も騒がないな。
霜雅「ん?何でなにも言わねぇんだ?聞きてぇ事とか無ぇのか?」
俺が皆に聞くと
クラスメートA「いや、アマカセが別世界の人間っつーのは大体分かってた。」
クラスメートB「だな。それに、ヒブロスに喚ばれたって事は勇者は屑以下、って事じゃん。」
レヴィ「そーそー。それより、この話をし出した理由の方が興味深いな」
我がクラスメートの方々はいい人ばかりだ。
それとレヴィ。
それを今から話す。
霜雅「それでな。御夜は、前に居た世界で勇者にレ○プされかけた事があるんだ。」
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