モルグ～黒い少年～

捜査

署に戻った俺達は署長室へと向かった。

どうやら上司の電話の相手は署長だったらしい。

ｺﾝｺﾝ…

上司『失礼します。』

署長『おお、木下君、早速で悪いのだがこれを見てくれ。』

署長はそういうと椅子から立ち上がり、俺達に資料を手渡した。

署長『これはさっき報告があった被害者の検死結果だ。』

一通り目を通すと、気になる事が一つ…

「被害者の胃より綿らしき物検出」

上司と俺は顔を見合わせた。