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そのまま帰り支度をした俺は帰る事にした。
家に帰り、携帯を手に取り、咲にかけてみる。
そういや昼、こなかったな…
…繋がらない。
いやな予感が頭によぎる…
まさか事件に巻き込まれているんじゃ…
俺の予感は嫌な方にばかり当たる。
一人で悩んでも仕方ない。こういう時は相談しよう。
再び携帯を手にとり、友人に相談することにした。
プルルルル…ガチャ
崇『もしもし?カッちゃん?俺だけど…』
一弥『…ん?どうした?』
俺は事件の事は伏せ、咲の事だけを相談した。
一弥『ふ~ん。和泉も今日は会ってないって言うし、とりあえず家行くか、家に電話してみたら?』
崇『…俺、家の場所も番号も知らないんだ…』
一弥『そ、そうか…たまたま携帯壊れただけかも知れないし、明日くらいになったらまた連絡がくるさ。』
相談したら少し楽になった。
電話を切り、早く明日になるよう早く寝る事にした。
しかし…
俺の携帯は睡眠を妨げるように鳴り響いた。
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