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風呂でシャワーを浴び、出てから長くもない髪を乾かす。
ものの一分もあればかわいてしまった。
目覚ましをセットし、布団の中へと潜り込んだ。
テッテテッテテー…
布団に入って十分くらいした時だろうか。
不意に俺の携帯が鳴った。
もしかして咲か!と思いながら携帯の画面を開くとそこには知らない番号。
いい方に考えれば携帯を変えた咲が電話してきたと考えられる。
俺は携帯の受話ボタンを押した。
ピッ
崇『もしもし?奥村ですが?』
??『奥村君かね!私だが…』
聞いた事がある声だが思い出せない。失礼を承知で聞いてみる。
署長『自分の署の署長も忘れたのか!君は!まあいい。すぐ○○病院に来てくれ!すぐにだ!』
崇『は、はい!』
ツーツー…
なんだって言うんだ。一体。直接署長から電話とか…よっぽど重要な用事なのか…
俺は再び着替え、○○病院へと向かった。
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