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扉を開けると…
ゆらめくろうそく、まだ少し燻っている線香、殺風景な壇が視界に飛び込んできた。
そして…
あの【玉】…
崇『…そんなまさか…嘘ですよね?』
俺は被害者の顔を確認して吐き気をもよおした。
崇『木下さん!!なんでですか!!』
そして叫んだ。なにかの間違いだと。あの【玉】が上司だなんて。
崩れる俺に、後ろから署長がポンっと肩を叩いた。
署長『目撃者の方がいる…落ち着いたら話を聞きに行く。君はどうするかね?』
署長の質問に…俺はしばらく黙っていた…
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