0人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
…どうしよう
渚と喧嘩してしまった
渚の言っていることは正しい
…私が弱いから
「…っ、渚 ごめんっ」
耐え切れなくて屋上に続く階段で泣いていた
…ここなら、誰も来ないし
いいよね
そう思っていたのに...
「どうしたの?…って杏里ちゃん?!」
「…っ!!!」
南雲先輩…
どうしよう、今 私きっとすごい顔してる
涙で顔がぐちゃぐちゃだ
「…大丈夫?何があったかは知らないけど、とりあえず泣き止んで?」
そう言って南雲先輩は頭を撫でてきた
「…ぐすっ、すいません」
「大丈夫?落ち着いた?」
「はい…//」
あぁ、恥ずかしい
よりによって南雲先輩に見られるなんて
最初のコメントを投稿しよう!