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私が少女を追っていると、どうやら探し物を探しているようだ
少女は周りをキョロキョロ見ながら、私を無視する
すると私の足元に、少女が探している物らしきハンカチが落ちていた
私はハンカチを拾うと、少女に駆け寄り
「すみません」
と声を掛けた
少女は真っ先に私の方へ顔を向けた
「なんですか?」
その瞬間だった
私の瞳は少女を映して、彼女の瞳にも私が映し出されているのを
幸せだった
このままずっとこうして居たかった
そしてそれが現実になる
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