第二章 【磁の秀才】

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「よし、行くか。」 朝5時に起床 →昨日のことを思い出し1時間鬱になる →6時に復活して朝飯食べる →6時40分準備完了 →今に至る 「しかしあんな早起きしたのに出発がぎりぎりになるとは…これはもう赤髪の女の子のせいだな。なんか昨日は良かったが今日になって怒りが沸いてきた!フフフ、次会ったら覚えとけぇ…。」 昨日と同じくまたぎりぎりの時間に城についた俺は広場の端に腰掛ける。 「では今から階級発表と新兵主席のサラ=ワグナーによる新兵演説を行う。まずは階級発表からだ。まずは最下級の二等兵発表からだ。これは今季新兵564人の5割の数だ。 呼ばれたら並べ、アーク=レイス、キエ━━━━━━━━━━━」 この王国の軍の権力はメンタ元帥がトップであり、その下に4人の大将がいる。 そして中将→少将→准将→大佐→中佐→少佐→准佐→大尉→中尉→少尉→准尉→曹長→軍曹→伍長→兵長→上等兵となっていて、新兵は上等兵の下の一等兵、二等兵の場合がほとんどだ。 ちなみにマジシャンは全て将官クラスである。
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