第三章 【虐殺網】

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「誰だ…。」 突然目の前に現れて手を広げながらふざけた口調で話しだした奴は不気味な口が裂けたお面をしていた。 「僕は帝国軍10聖剣の一人のカシス♪以後お見知りおきを~♪」 おいおい嘘だろ…10聖剣といえば幹部クラスじゃねえか… 「10聖剣様が何の用だ…。」 「決まってるじゃないか♪ 王国を潰しに来たんだよ♪ で~も~ドラゴン達は死んだし気が変わった…僕は提案する! すばり君は死ぬか?それとも僕の部下になり王国を潰すか? さあどちらかを選べ♪」 王国の兵士として死ぬか帝国に身を売って生き長らえるかってことか… カイン少佐…本当にすみません。 俺は…
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