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「なんか様子がおかしいけどなにかあったのか?ザックがいないがそれも関係しているのか?」
「はい…実は俺とサラは今日ザック准佐が付き添いとして対魔物実践訓練にいきまして━━━━━」
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王国を裏切るのは俺は別に迷わずできる。
そう今まで思っていた。
俺は五年前は王国のスラム街で犯罪と共に生きていた。
そこである日スラム街のボスに目をつけられ殺されかけた。
そこにカイン少佐…その頃はまだ兵長だったな。が部下何人かを連れてスラム街にやってきた。
運命のようなものだった。
たまたま殺されかけた少年をたまたまスラム街にパトロールしにきた兵長がたまたま見つけて助けた。
そして…
「お前はサイキック…いわゆる力を所持している人間だ。
俺は力を持っている者は守る側にいなければいけないとは言わない。
だが絶対に傷つける側よりは楽しい人生になるぞ。
だから俺に付いて来い。後悔はさせない。」
そう言ってくれた。
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