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「ん?ここは……」
ふと目が覚めるとあたり一面白色の空間だった。
周りを見渡してみるが、竜斗の姿はない。
というか、誰もいない。
「ぶわぁぁ!!」
変なおっさんが突然目の前に現れた。
驚かすつもりだったのだろうがまったく驚かなかった。
寧ろ、このおっさんの顔面崩壊具合が怖かった。
「ぐすん…ワシそんなにキモイの?」
何故か泣き出した。
あれ?声だしてたっけ?
「おっさん?何で泣いてるの?」
「お主、可愛い顔してひど「消し飛んでくれないかな?」ひでぶぅぅ」
アハハ、このおっさんコロシテイイカナ?
「わ、悪かった!!ワシが悪かった!!」
「く た ば れ ! !」
~~一時間後~~
「…………」
おっさんがピクりとも動かなくなった。
やばっ、本当に殺しちゃった!?
え、この年で人生棒にふるうの?
やだやだやだ!!
「ププッ…………」
「おっさん立たないとマジで殺るよ?」
さっき散々攻撃してたのがトラウマなのか、おっさんはすぐさま起き上がった。
「それで、結局おっさん誰なの?」
「ふっ聞いて驚くな!!ワシは神じゃぁぁぁぁ!!!!」
……えっと、精神科連れて行った方がいい感じ?
「そう、それでなんで(自称)神様が俺の前にいるの?」
「思ってる事と言ってること違うような気がそるのじゃが」
はい?読心術使えるとか抜かすパターン?
(自称)神にプライバシーも何もないのか……。
「人の心読むとか最低、警察にセクハラで訴えてやる」
「お主にそれやられたら確実に捕まりそうじゃな」
潰す……
「えっいや、年寄りはいたわら「とっととくたばれクソジジイ!!!」」
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