我等は生徒会様

よんっ

葉の家で勉強会をしてから１週間が経った。

あれから私の周りの関係は劇的に変わってしまった…

隣りの席の葉は授業中や休み時間でも机に伏せて眠っている

葉月はというと私を避けてる？ような感じがずっと続いていた……正直、寂しい

そして一番は葉月と葉の関係。

｢織羽ちゃん！お昼だよ。生徒会室に行こうよ｣

千は相変わらず元気だな

｢うん。行こっか………あ、葉も起こした方が良いかな？｣

そう言えば葉とも喋ってなかったな

｢そうだね。おーい、水無月！もうお昼だよ！｣

千は葉の耳元でそう叫ぶ

｢…………うるさいな。起きてるよ｣

わざとらしく両耳をふさいで言う葉。起きてたんだ…

｢…むぅ…。起きてたんなら最初から起きててよ……ね、織羽ちゃん｣

｢え？うん｣

｢…………｣

葉は黙って席を立ち、私をじっと見る。私は気まずくなり目を反らす。