いちっ

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「初めまして、俺は織羽ちゃんの同級生で親しい友達の水無月 葉です」 同級生と友達は間違ってないけど親しいは間違いだ。 「まぁ、織羽の親しいお友達ね。織羽の事よろしくね」 お母さん何挨拶してるの… 「おい、葉月!お前も挨拶しろよ」 ショックから立ち直ったらしいお兄ちゃんが何故か葉月に言う。 「えっ、あ。初めまして。永瀬葉月と言います」 うん。葉月の自己紹介の方が良いや 「…えぇ、よろしくね」 お母さんは嬉しそうに微笑むけど…何この違和感? 騒がしい生徒会のメンバーと渡辺家はひたすらお肉を食べた。 「もう腹痛ぇー」 葉と同じで私もお腹いっぱいで身体が重い。 「たくさん食べたわね。明日もあるし、もう帰りましょう」 やっと生徒会から解放される 「行くぞ、織羽」 入り口でお兄ちゃんが私を呼ぶ。 「うん」 後ろを振り返ってみると、カルビを追加注文していた。 …まだ食べるの 男子は凄いと思った織羽だった。
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