いちっ

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「………私、皆に迷惑を掛けるかもしれない…けど……生徒会に入ります」 それが私の出した答え。 葉月と葉は嬉しそうに微笑んで東城先輩はフッと口元を緩めた。 「あはっ、やったー」 葉がいきなり抱きついて来た。 「ちょっ、止めてよ!離れてってば」 それでも離れようとしない葉を葉月はなんとかしようと声を掛けていた。 …私が生徒会に入った理由は昨日、見た夢?の事。 生徒会に入ればなにか分かるかもしれないから… 「織羽」 「ん?」 葉月を見ると私に向かって優しく微笑んだ。 「…ようこそ、生徒会へ」 ……その言葉を聞いた瞬間、嬉しいのか分からないけど体中がゾクッとした。 嬉しいのかもしれない 「もー…会長、俺が言おうと思ったのにぃ」 「…だが葉は書記だろ。ここは会長が言うべきだと思うが」 東城先輩が言う。 もっともだと思う、さすが東城先輩。 こうして私、渡辺 織羽は今日生徒会に入りました!
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