さんっ

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ーー生徒会室ーー 「…な、なにこれ!?」 いつも通り普通に生徒会室へ行くと何故か中は荒らされていて葉月たちは…傷だらけだった。 私はこの現状を訳も分からずあ然と立ち尽くしていた。 「おい、大丈夫か皆!」 葉は傷だらけの皆の元へ駆け寄る。 「…うっ………葉…か」 葉月!? 葉月の顔は酷かった。頬は腫れて唇は血が。 「うぅ、痛い」 「ごめん、遅れ…て………えっ……颯斗?」 少し遅れて来た千。生徒会室の様子を見てあ然としてたけど傷だらけの颯斗君を見て慌てて駆け寄った。 どうして生徒会が? 「…………まさか……アイツらがやったのか」 「ちょっ、見覚えがあるの?」 私の問い掛けに言葉を詰まらせる葉… いきなりどうしたんだろ…普段の葉じゃない 「…………クソッ!……………………endの奴ら」 えっ、end? 「葉……俺たちは大丈夫だ。…だから変な気は起こす…な」 お腹を押さえて顔を歪ませ、苦しそうに言う。 「…………分かった」 渋々といった感じで返事をしたけど納得いってない感じだ。 「織羽ちゃん、保健室に皆を運ぼうよ」 そっ、そうだ!早く皆を保健室に連れてかないと 「うん」 …………これが葉の過去と関係してるなんて思わなかった。 まだこの時…は
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