思い出作りの旅行

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「お、かしいな…。なんでだろうね?幸せすぎて、かな…」 「幸せすぎて…?」 裕也は首を傾げた。 「うん…。今とても幸せで、いつかこの幸せが壊れる日が来るんじゃないかって…」 そう…明日には壊れてしまう。 しかも自分の手で、壊すんだ…。 「大丈夫だよ。壊れる日なんて、こないよ?」 なつこは、この言葉を最後に意識を手放した。
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