「恋なんて…」

2/2
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
「…ごめんなさい…」 長く心に抱いた感情が一気にこわれた… どうして……? 「…朝か」  昨日、俺は二年間、心に思いを寄せていた彼女に振られた。 べつに、がむしゃらに告白したわけではない。  この二年間、二人で遊んだり映画みたり、食事したり… ただ、自分の彼女と言う言葉ではくくれないだけの…ただそれだけの関係だった。 なぜ、告白しようと考えたか 二人でどんな日々を過ごそうとそれは友達として、だけど、自分の心には気付いていた。 彼女の存在はでかくなりすぎた もう、自分の中では彼女なしでは語れない。だから、思いを伝えた。  この過ごした日々を振り返り自分の中では勝算がありとふんでの告白だった…だけど、結果は違った…。自分の思い込みだった… 「くそっ……!!」 何故、告白なんかしたのか… 自分を責めた…
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!