「現実」

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 昨日と今日の世界はまったく違う…彼女がいた世界といない世界。平気で語り合い、ふざけ合い、笑った日々。 もう過ぎた過去… 「ジリリリリ…!!」 目覚ましが鳴り響いた。 いつも、目覚ましに起こされないと起きない自分が目覚ましより早く起きていた。 「これも失恋による傷か…」 自分の中での生活が狂う… 体が動かない、動く気がしない 天井を見上げ、昨日の出来事しか浮かばない…。 「自分って結構女々しいのかな…」 昨日の事を思うだけで涙が流れた…
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