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だった。
俺が少し疑問に思っていると、
シャーとエレベーターの扉が開いた。そして…
「ルクール団長どういう事ですか？刀真だけを戦場に向かわせるというのは！」
と勢いよく入って来たのは、エリーネ先輩だ。
エリーネ先輩は俺が入団してから一年間ずっと修行に付き合ってくれた、云わば俺の師匠である。そんなエリーネ先輩は
「だって、今回のマジリカの襲撃、最も襲撃隊の数が多くて、それにマジリカ最強の魔法使い、「マジッカー」ラクトがいるっていう話じゃない！！」
と驚くべき事実を口にした。
俺は、その瞬間生きた心地がしなかった。
それもそのはず…その男と戦ったら最後と言われているのだ。
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