小さいおじ様と俺の二年目の夏

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「あぁぁぁ…… 月日絶ち過ぎて 忘れてたぁぁ おじ様 居るの馴れてる 自分がこわっ…… てか しばらくて 2年も 居すわって 結局 未だに おじ様の 魔法少女の娘に 会ってないて どう言うことだよ それに お盆は娘に 会うて…… 俺も連れて行けよ!! ほんま おじ様に 騙されるところだった こわっ……」 「落ち着けや武瑠!! 騙したつもりは ないんや」 「じゃあ…… 今度こそ 会わせて!! それと 話そらそうとして 溺れたフリ禁止だからね おじ様」 おじ様は水面に 顔をつけようとしてたの止め 「チッ」 と言って 武瑠の顔を見る 「やっぱり やろうとしてたんかい! もう騙されないからなぁ……」 「わかったから でも 武瑠を わしの世界に 連れていくことは 出来んのや」 「じゃあ…… そのまま 奥さんと仲直りして 居ったら良いでしょ こっちの 世界に来なくても」 「武瑠…… そんな冷たいこと 言わんといてくれや 2年も 暮らしてきた仲やし なぁ…… たけるぅ」 おじ様は うるうるした子犬の目で 武瑠を見る しかし 武瑠は何も 反応はなく 冷たい目線で おじ様をみる その時…… 部屋のドアが開く
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