小さいおじ様と俺の二年目の夏

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「お父ちゃん…… 居る?」 真知子が 勢いながら入ってくる 「そうだった…… 真知子さんも 居たんだった」 武瑠は真知子を 見て頭を抱えた 真知子はその様子を 見て 「お父ちゃん また武瑠くんと 何かあったん?」 「ま……真知子 聞いてくれやぁ また武瑠が 出ていけやって…… お父ちゃん 悲しくてなぁ」 おじ様は いつの間に出したのか ハンカチを 目に当ている 「お父ちゃん…… あっ……てか そんな話してる場合 じゃないの…… 私……えらい物 拾ったの……」 「そんな話て…… 真知子 それより えらい物てなんや!」 「ちょっと 武瑠くん 手伝って……」 「はぁ…… 何で……俺が…… この親子なんとか してよ」 「武瑠くん つべこべ言わず 運ぶ」 「ハイハイ 真知子さん わかりましたよ!」 武瑠は 玄関に行くと 「な……何これ…… 真知子さん!?」 「ほら持ってきた……」 武瑠は びっくりしてる間もなく 抱えて 持って 部屋に入る 「こ……これは……!」 おじ様も それを見てびっくりしている
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