RPG -back stage-

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今僕は空の上から地上を見ている。 君とあいつは結婚し 一人の男の子が産まれた。 幸せそうに我が子を抱く君。 その肩を静かに抱くあいつ。 僕はそっと呟いた。 「どうかあの二人が  いつまでも幸せでありますように」 そのときどこからか風が吹いてきて 君とあいつは顔を見合わせた。 「今何か聞こえなかったか?」 あいつが瞬きしながら問う。 「ええ。でも誰でしょう?  微かに聞き覚えのある声でしたが」 そう言うと二人は空を見上げた。
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