1-1章「命の日」

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「いただきま~す」 席に着くなり食事を始める。 「どうぞー」 それを見届けてから鈴も食事を始める。 「なんで鈴に作れて私には作れないんだろう」 「それは鈴がずっと家に居るからだと思うよ・・・?」 少し謙遜したような態度で私の言葉に反応する鈴。 「いやぁそれにしたって・・・美味しいし、楽だからいいんだけどさ!」 「そんな事言って・・・面倒くさいだけでしょ?」 「あ、バレた?」 「見え見えです」 笑い合いながら食事を済ませた後に席を立つ。
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