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視界に広がる青い空
白い入道雲が下からモクモクと存在感をアピールしている
その下には強い日差しにキラキラ煌めく宝石がちりばめられたような海
「紗彩矢。」
広い砂浜には水着姿の私と彼だけ。
手を取られて一緒に波打ち際
背が高くて細マッチョな体は、日に焼けて逞しさを増してみえる。
「紗彩矢隙あり!」
いきなり海水を掬い私にかける彼
ヤッパリ顔はボヤけてハッキリ見えない。
なのに夢の中の私には見えてるのか違和感がない。
愛しい気持ちだけでそこにいる。
「やったなー。」
連続で海水をかけ合いながら少しずつ海に入っていく。
すると彼は水の中に姿を消した。
不安な気持ちでキョロキョロしていると、後ろから彼が現れ抱き締められる。
「紗彩矢捕まえた。」
後ろから抱き締められて胸がドキンと跳ねた。
直に触れる肌と肌。
あーもうダメ
立っていられない程胸が高鳴ってる。
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