序章

2/4
前へ
/41ページ
次へ
ここはどこか薄暗い部屋… そこに、1人の人間がなにかをしていた。 「ふむ…まずは、なにを創ろうか… 手始めにこれからやるか… 【魔物創造:スライム】」 薄暗い部屋に灰色の光が集まる。そして、それが形作る。 「キュ?」 作られたのは、ぷるぷるとした水色の魔物…スライムと呼ばれるものだった。 「おし、できたな?しかし、あの俺は面白いモノを手に入れたものだな…」 「キュイ?」 「おっと、すまんな。…お前にはな?この世界初めてのダンジョンのボスになってもらいたい。 心配するな。既に階層は出来ている。地形もな。だから、お前に力と知識を与えるだけで俺は次に行く。あとは好きにしろ。 【アップロード件数四件:アップロード対象スライム:アップロード開始】」 「キュウッ!」 「それじゃあな?…いつか見にくるよ。いつかね…」 1人の人間は一匹のスライムに後を任せどこかに行ってしまった。 …そのスライムは先程のやつでフラフラになっている。こんなのでこの先大丈夫のだろうか。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

300人が本棚に入れています
本棚に追加