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「よし、準備終わったから学校行こうぜ!」
「うん!」
(機嫌治っててよかった。。)
そうして俺らは学校に向かった。
(10分ぐらいの単純なこの道を夏香と一緒に登校するのも最後なんだなぁ)
俺らが通う山ノ橋高校は、学業が乏しいほうだけど、スポーツがちょっと盛んで、野球がケッコーすごい学校。
中学から野球をやってるというのと、家から近い!っていう点でここの高校にしたけど、いろいろあって楽しかったなぁ。
「今日で、高校生活も終わりだな。」
「そうだね。楽しかった分なんか寂しいなぁ・・。ハル君やシュウ君にも当分会えなくなっちゃうし・・。」
「・・・。」
夏香は秀才でアメリカに短期留学が決まっており明日からアメリカに行ってしまうんだ。
なんで夏香が馬鹿な俺と一緒の学校いるかって?それは夏香が俺に学校を合わせてくれたからだ。
学校じゃあ先生たちが「学校初めての快挙じゃぁぁぁあ」とかすごく騒いでるけど俺にとっては負い目に感じるんだよな・・。
(本当に告るなら今日しかもうないんだよな・・。はぁ・・。)
「何二人共暗くなってんだよ!最後なん
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