序章

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「…ほんと…なんでこんな事になったのかな?」 今目の前で繰り広げられている光景… 見ているだけで胃がキリキリしてくるようだ。 俺の目の前では、美少女と言っても過言ではない2人の女子が言葉による戦いを繰り広げていた。 「…ほんと…お嬢様って常識がないっていう都市伝説は本物だったみたいだね?」 「あら?世の中を知らないガサツな女が何か吠えてますわね? …あらごめんなさい。女と言うには少々足らなかったですわね? …何がとは言いませんけど。」 「…頭が足らないよりかはマシだけど?それに足りない以上にあんたは身体に余分がいっぱいでしょ? …お腹とか。」 「!?い…言ってくれますわね。私の身体は女性的な魅力で溢れているだけです!そう…例えばお胸とか。 ごめんなさいね?余分がいっぱいで。あなたにもわけてあげたいほどですわ。」 「いるか!そんな駄肉!」 「だ…駄肉ですって!?こ…この完璧プロポーションの私の身体を!」 「私は私で十分あるから必要ないっ!あんたのは余分が多いから垂れてんでしょうが!」 「た…垂れてませんわ!」
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