死から

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気付くと俺は雲の上に立っていた。 あぁ、此所が死の世界なんだな、と思いたち耽っていると何処からか神々しい人物が出てきた。 「お主、今、どう思っている?死んで悲しいか?女の子を助けることができて良かったと安堵しているか?それとも、もう少し生きたかったか?」 先に名前名乗れよ、そう思っていると、 「おぉ、そうじゃったそうじゃった。ワシはお主等の世界でいうと神じゃ。」 何故考えていることがわかったんだ!? 「神じゃから筒抜けじゃ。それより、どう思っておるのじゃ?」 暫く考え込む。 「俺は、女の子が助かって良かったと思います。しかし、もう少し生きたかったです。」 ありのまま、自分の答えを出した。
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