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「あとは…、202号室だけかな？」
202号室の前に立ちインターホンを鳴らした。
ピンポーン………
「あれ？いないのかな…」
もう一度鳴らしてみるが、結果は同じだった。
「引っ越しの片付けを先にやっとこっかな…」
私は、新しく生活する203号室に戻った。
部屋は、まだ段ボールだらけで生活に絶対必要な物しか開けてない。
はぁ…この量を一人でやるなんて…、誰か手伝って貰えばよかった…。
そしたら―――
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