1500人が本棚に入れています
本棚に追加
/134ページ
ノ「そうは言ってもこんな場所で?」
カ「………他にねェ」
ロ「見回った際どこか綺麗な場所はなかったのか」
シ「1つありました……でも、1つだけで6人となると狭いかもしれません」
カ「この際、狭さなんざどォでもいい。案内しろ」
ル「こちらです」
メ「あ……」
ふわりとカルマに抱き抱えられては気持ちのよい振動に瞼が落ちていく。上を見上げるようにしてカルマを見れば、寝ろ、と声を出さずに口だけ動く。
色々疲れたのか、その声なき言葉に甘えて瞼を閉じれば、深い眠りに意識が遠退いた。
それほどにぼくは眠かったんだ。何故かはわからないけれど。
力が抜けるように、眠りに誘われていったんだ。
最初のコメントを投稿しよう!