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ぼくは7歳にして殺人という名の罪に囚われ、牢獄へ入れられた。
最初は少年院だったけど、ぼくのせいで少年院にいる人たちは気を狂わせていったからだ。さらなる殺人を実行する気かと数日も経たずして入れられた牢獄。
そこには意外にも自由で檻から出て囚人同士仲良くやっている人たちや監視人に指示され、掃除をさせられる者など色んな人がいた。けれど、子供はぼくただ1人。
だからか、大人の囚人たち、監視人の人たちまでもが気味悪がってぼくは孤独になった。少年院だろうと、牢獄だろうと、外だろうと、どこへ行ってもぼくは孤独になる。
生まれつき持ったチカラのせいで。
だけど、そのおかげでぼくは会えたんだ………
メ「あ……」
カルマに………
カ「誰だ、テメェ」
牢獄の中、ただ1つ別空間にされた部屋。誰もが入ろうとはしなかった部屋にぼくは入った。
誰もが恐怖で怯えるカルマと書かれた部屋に………。だって怯える理由を囚人の中でただ1人、ぼくは知らなかったから。
メ「ぼくはメルマ……」
カ「ああ、あの最年少にして牢獄に入れられたガキか」
メ「こわく、ないの…?」
カ「怖い?は…っガキにびびって世界を恐れさせる殺人者になんてなれるかってんだ。寧ろテメェは怖くねェのか?」
メ「うん……、だって今カルマさんは落ち着いて優しい心だから」
カ「ああ、感情が読めるんだったか?俺が優しいなんてお前が初めてだな……ククッ」
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