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シラヌイ
「拙者はリルドラケンの拳闘士、名をシラヌイと申す
幼少の頃の記憶は無く、当てもなくリオスの首都ラスベードをさ迷っていたところ、アードリアン流古武道・メルキアノ道場の師範に拾われ、今まで拳闘士としての鍛練を積んできたでござる
拾われた当初は塞ぎ込みがちで、引きこもっていたでござるが……これは少々恥ずかしい過去でござるな
そうそう、拙者を拾ってくれた道場の師範が、拙者と瓜二つなのには少々驚いたでござるよ
今では、リュカ殿等に誘われ、師範にも修行の一環だと言われ、共に冒険に出る事にしたでござる」
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