36人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、はい。コレ」
「そ、じゃあ……」
そう言って、一歩、二歩と私へ近づく課長
六歩目で私の前まで来た。
そして、ツーっと私の髪の毛を一束摘んで指を滑らせた
「あの…課長?」
「うん?」
そして今度は頭の中へ手を滑らせる
誰もいないオフィスで、いつもとは雰囲気の違う課長に髪を撫でられている私
「お前の髪、いつもキラキラ反射してるんだよ。こうして触りたかった」
「……」
最初のコメントを投稿しよう!