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マイケル警部
「あー……昨夜の23時頃。ここ、ホテル『ハードボイルド』で殺人事件が発生した。被害者は全滅村に住んでいた果本変。後頭部からの一撃で即死したと推測される」
レイ刑事
「マイケル君。被疑者と思われる人達を連れてきました」
マイケル警部
「ご苦労、レイ刑事。あとはどうやって絞り込むかだが」
レイ刑事
「3000人は居ましたよ、被疑者」
マイケル警部
「……どうやって絞り込もうか？」
レイ刑事
「いっそ、特大魔法で焼き尽くしちゃいます？」
マイケル警部
「止めてください」
？
「その仕事、オレに任せてもらおうか」
マイケル警部
「だ、誰だ！！」
？
「オレが誰かって？名乗るほどのモンじゃあ無いさ。探偵のカインだ」
マイケル警部
「言った傍から名乗ったな」
レイ刑事
「あ、被疑者の一人ですよこの人」
マイケル警部
「被疑者かよ！？」
カイン探偵
「そんなことはどうでもいい。今すぐ被疑者を絞り込んでやるぜ」
30分後。
マイケル警部
「フム。探偵のお陰で3人に絞り込むことには成功した。だが……」
アラス(被疑者1)
「オイ、これは何事だ？」
ハーゲン(被疑者2)
「何かあったんですか？」
カイン探偵(被疑者3)
「……………ん？」
マイケル警部
「なんでお前まで候補に残っちゃってんだよ！？」
カイン探偵
「被害者の関係者で絞り込んだ結果だ」
マイケル警部
「……知り合いだったのか……」
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