始まり

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リビングにつくと、お母さんが朝食をテーブルに並べていた 「おはよ」とお母さんに声をかけたが、沈黙が続き…やはり挨拶を無視された まぁ、これはいつもの事なのだ 父は、仕事のことで家にはめったに帰ってこない 母はと言うと、私のことが嫌いなのか口もきいてくれない まぁ、それもそうか… 私は、この女の子供ではない つまりうちは、再婚なのだ 私は父の子で… だから、自分の子でもない私が嫌いな存在なのだろう
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