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俺の言葉に、監督が声を立てて笑う。
「おめでとう。オマエは、侯爵の護衛部隊隊長に任命された」
笑いながら言われた言葉に、俺は「え!?」と声を上げた。
俺が、護衛部隊隊長!?
そんな大役を…!?
「侯爵は、オマエみたいな強い奴が現れるのを待っていたらしい」
俺が、強い?侯爵が、俺を待ってた?
俺の頭の中を疑問符が埋め尽くす。
そんなうまい話あるわけねぇ。
「話を聞いたんだから、逃げも拒みもしないよな?」
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