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それがどうしたんだよ。
そう聞こうとすると、グラはニヤッと笑った。
「監督が三時間後に時間を設定したのは、オマエが仲間とルールのどちらを選択するかを試す為だろうよ」
どっちを選べばいい――そう聞こうとして、やめる。
監督なら、“仲間を選ぶこと”を正とし“ルールを選ぶこと”を負にするに決まってる。
「よし、祝いの覚悟はできた」
俺が言うと、グラは端整な顔をくしゃくしゃにして笑った。
「さすがはサンダーだ!俺たちの仲間だな!」
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