動植物を愛する少女

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-  俺は目を疑った。  裏庭にあったのは、丸太小屋なんかじゃなくて童話なんかに出てくるような小さな家だったからだ。  あ、あれが動物小屋か?なんて思いながら俺は一歩ずつその家へ近づいていく。  瞬間――  ドアが開いて、星色の髪の少女が出てきた。本当に、少女だった。  十二、三歳くらいだろうか、結構低身長だ。  あれが、ルーナ嬢?  俺は少女に近づく。 「あの、ルーナ嬢ですか?」
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