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逃げなきゃ
私はあいつらから逃げなきゃ!!
だってパパとママはあいつらに殺された
パパはママと私を庇って死んじゃった…
あいつらは銃を持ってる
私達が嫌いな銀の弾丸だ
どうしようどうしよう
林に入ったのはいいけど、ママが苦しそう｡きっと走りすぎたんだわ
パァアンッ
あ
ママが私を庇い、私の代わりに弾に当たってしまった
もう嫌だよ!!皆死んじゃうなんて
ママの側で泣く私に、ママは優しく手で撫でてくれた
｢いい？この先に街があるから其処には私達の仲間がいるから
だから走りなさい!!ほら、早く!!｣
生まれて始めてママに怒鳴られた
私は怖くて走り出した
其の瞬間後ろから銃の音が響いた
多分ママが撃たれたんだろうね
私は走った
木の枝が足に刺さっても、ひたすら走った
あいつらから出きるだけ遠くに…!!!
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