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「ママァ…」
少女の目から涙が流れた
俺が思うに、余程辛い目に合ったのだろう
俺は台所に戻り、暖かい食べ物を作り始めた
と言っても、只お茶を沸かしただけなんだけどな
カチャカチャと食器を鳴らす音
少女は目を覚めました
そして再び思い出すのだ、殺される恐怖を
急いで毛布を取り、キッチンにいるレッドに忍び寄る
「あの人も私を殺そうと…」
恐怖だった其の感情は次第に怒りへと変えていく
「殺す!!殺す!!殺す!!」
ゆっくりと少女の足はレッドの背後へ寄る
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