少女

8/9
前へ
/38ページ
次へ
「ママァ…」 少女の目から涙が流れた 俺が思うに、余程辛い目に合ったのだろう 俺は台所に戻り、暖かい食べ物を作り始めた と言っても、只お茶を沸かしただけなんだけどな カチャカチャと食器を鳴らす音 少女は目を覚めました そして再び思い出すのだ、殺される恐怖を 急いで毛布を取り、キッチンにいるレッドに忍び寄る 「あの人も私を殺そうと…」 恐怖だった其の感情は次第に怒りへと変えていく 「殺す!!殺す!!殺す!!」 ゆっくりと少女の足はレッドの背後へ寄る
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加