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まだアルテミスの仕事をしていた方がいいか
一応、鷲に希望を聞いておくか
「鷲?」
鷲は返事すること無く、吐くのを我慢しながら俺を見るだけ
「今から世界を救う」
ここだけで鷲は顔を横に激しく振る
「じゃあ、アルテミスの仕事のサポートするでいいんだな?」
今度は顔を縦に振った
「アルテミス」
「やり取りは見ていたから分かってるわ。玲君、アナタはあの赤い暖簾をくぐってね」
アルテミスに言われた通り暖簾をくぐるとそこには腰までの赤色の髪にスタイル抜群でアルテミスと似た和風の服を着た女性がいた
「ん、やっと来たか。アルテミスは仕事おせーんだよ」
汚い、見た目は綺麗なのに言葉使いは汚い。アルテミスとはにてもにつかない
「突っ立ってないで来い」
左手の人差し指でクイクイと手招きされ女性の下に行く
「俺の名前はベリ……名前はアルだ、うん、こっちの方が呼ばれ慣れているな」
「え、と俺は緋向井玲」
一人で納得しているアルに一応、自己紹介する
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